LIMIT〈1〉 (ハヤカワ文庫NV)

LIMIT〈1〉 (ハヤカワ文庫NV)

LIMIT〈2〉 (ハヤカワ文庫NV)

LIMIT〈2〉 (ハヤカワ文庫NV)

■あらすじ
宇宙エレベーターが実用化された未来。月に作られたホテルガイアに、ジュリアン・オルレイは投資家を招待した。
同時期、中国では一人の少女が失踪し、一人の探偵が捜査を開始する。

■ネタバレ感想
長い・・・長いです。
登場人物の人物造形を深めるためだと思うのですが、描写が長くてちょっと退屈な感じです。
作品のリズムが掴めれば、それなりにペースが上がるのですが、読み終わるのに時間がかかってしまいました。
4巻まで続く作品の中間地点までなので、今後どのように話が展開するのかわかりませんが、月の話だけに絞って欲しい気がしました;

■その他気になった点?
ジュラシックパークにしろ、本作にしろ、SF的な新しい概念を説明するシーンとして、テーマパークのパビリオン的な施設に観客を案内して、CGアニメで紹介する・・・みたいなシーンを細かく描写するのは、お約束なのだろうか?
なんだか、無駄な気が・・・
1巻P288、10行目「あなたちみたいに・・・」って「あなたたちみたいに・・・」の誤植?
各巻の巻末にある次回予告は、アメリカの最近の連続ドラマを意識しているのでしょうか?