我が両足の酢酸工場の臭気は...

牛久大仏の見学は、昭和の香りのするリスとか小動物の動物園とのセットで８００円必要だった。
入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて見物する。
たまたま、めんどくさくて靴下を履かずに素足で靴を履いていた＆小春日和で良い天気だったため、汗ばんだ足は靴を脱ぐのも一苦労なほど汗ばんでいて、そして、強烈な酢酸臭が...

エントランスでは、万博とかのアトラクションでよくあるように、照明を落として暗くし、数十秒の解説の後、胎内への扉が開くようになっていた。

私は、酢酸臭が拡散しないように、隅っこで靴の入ったビニール袋の口を固く握り締めていた。

大仏の胎内はすべてカーペットが敷いてあった。
カーペットの上を、私は裸足でぺたぺたと歩き回った。
酢酸臭のする足で...

胎内は、意外と狭く、仏教徒への洗脳装置のような作りになっていた。

写経用のフロアがあったり、法話が聞けたりいろいろでした。

もし、大仏の足が汗ばんで、強烈な酢酸臭がし始めたとしたら、それはまさに生物兵器！
そんなことを考えたりもした。

ちなみに、ブーツの中とか足が酢飯の臭いになるのは、足にいる細菌が汗や皮脂をエネルギーに活動するためだとか。
靴は１日置きぐらいに履き、中をできるだけ乾燥させれば臭わないようです。