「借りぐらしのアリエッティ」ネタバレ感想
- 作者: スタジオジブリ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/07/20
- メディア: ムック
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■あらすじ
生まれつき心臓の悪い翔は、手術を控えて母の実家に一時身を寄せる。
住み込みで家を管理するハルさんと、おばの貞子さんと3人で暮らし始めた翔は、家の庭で小人の少女を見かける。
・・・
■感想
正直、まったく期待せずに見たのですが、意外と面白かったです。
体調15cm程度の小人たちの世界が、水の粘度などで表現されていて新鮮でしたし、人間達からモノを「借りる」ために、家の中を突き進んでいく姿は、なんだかワクワクしました。
人間の少年と小人の少女の一刻のふれあいが、甘酸っぱくていい感じでした・・・いい感じだったのですが、「おわり」があまりにもあっさりしすぎていて、少しもの足りない感じでした。
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いろいろ気になる点もあって、例えば、翔がアリエッティの家をどうやってみつけたのか分からなかったり、ハルさんが、翔を部屋に閉じ込めてまで小人達を捕まえようとした理由が今ひとつ分からなかったりしました。
翔がアリエッティーに小人は滅び行く種族だと話したり、今ひとつ優しくないところが微妙な感じでしたな。
あと、科学的に考えると、体長15cmの小人が日本語を話すと仮定すると、もっと甲高い音で音量も小さいと思うんだけどどうなんでしょ?そんな重箱のスミを突っつく話ではないのでいいのですが・・・
そうそう、スピラーがジムシーにしか見えなかったのは、私だけ?